ベッドで読んでる本

ちょっとジャンル浮気したので、幽霊が出てくるミステリーに戻ろうとキンドル本を物色。読者レビューがかなり多かったこれにしてみようと読み放題でダウンロード。

レビューの数で決めると、とびぬけてレビューが多いものは一般受けしていることが多く、マイナーみが足りないのということがわかってきた。

 

さて、まだ出だしだけだけど、ホラー王道の雰囲気で悪くない。精神病院送りになった母親の能力を受け継いでいるらしい女性刑事レイチェル。一人で暮らす父親との関係も物語に絡む予感。相棒の男性刑事ジェンソンは無神論者ながらレイチェルが幽霊を見ることは知っていて納得はしていないが認めてはいる。この関係ができていると今後の展開が楽だなあ。作者うまい。幽霊は殺人の被害者だけど、切実で恐ろしく、事件が解決するまでレイチェルにホーンティング(付きまとう)。

舞台は南部最北の地ノースカロライナアパラチア山脈の高原の町ハイランド。

アパラチアは元々森の中に孤立した人々が暮らす土地柄で、現代では炭鉱も衰退した取り残された田舎。 そのムードが上手く行かされていることを期待しよう。シリーズ本なのでしばらく楽しめそう。