人口の問題もあって、大人用紙おむつの生産量は赤ちゃん用紙おむつの生産量より多くなった。テレビコマーシャルも増えて、店頭で見かけることも多いだろう。
これが、赤ちゃん用どころじゃない種類があって、しかも名前がなんか似てて、メーカー名を出しているところが少ない。(なぜだ?)
赤ちゃん用や生理用ナプキンとリンクして考えられると楽なんだけどと、女性は考えるんじゃないかと思うんだが、どうもそういうことではないらしい。
大手は アテント。これが、パンパースのP&Gのブランドをエリエールの大王製紙が買収したものなんで、最初からややこしい。そして、ムーニーとマミーポコのユニ・チャームがライフリー。これも店頭で見かけることが多い。老舗白十字はサルバ。施設などで使われることが多いらしい。従って、店頭ではあんまり見かけない。ここへきてコマーシャル打ちまくりが、中国爆買いで名をあげたメリーズの花王でブランド名はリリーフ。わりとどこでも見かけるリフレはリブドゥという介護用品専門の会社の製品で、ここは赤ちゃんのおむつはないみたい。クリネックスの日本製紙も大人用紙おむつだけ作っていて、アクティという名前。他にもドラッグストアがプライベイトブランドで安いバージョンを出している。
で、あれやらこれやら、まだ試し中なんだが、とりあえずは、花王が良い感じで、リリーフのシリーズをリピートし始めた。
大人用おむつの問題は、着用感、機能性、そして、本人のプライドだろう。
着用感については、びっくりすると思うけど、安い布パンツよりよっぽどいいので、心配はいらない。機能性はまだ改良の余地ありで、メーカーも努力中のもよう。
本人のプライドは一番難しい。
自分でトイレに行けるというのは患者の最後の砦かつ、リハビリの最初の目標みたいなところがあるから。
私も決心したとはいえ、これで良いんだろうかという思いはある。だからもうこれはネタにするしかないとこれを書いている次第。
それで、消耗品だしと、ネットスーパーで買える西友のプライベイトブランド「みなさまのお墨付き」を買ってみたら、これが意外なヒットで、リリーフより良い感じ(柔らかくて漏れない)だったもんで、ちょっと迷っていたマツモトキヨシのプライベートブランドを試してみようかなんて思ってる。
人生は結構な楽しみに満ちているのだ。