読み終わった本

 

 

 読み終わったけど、かなり残念。プロットはよく作ってあるのに、クライマックスへ持っていくところで非常に雑になってしまっている。要するに上手くないってことなんだろうなあ。安い映画みたいになってしまっていた。この安い映画みたいというのは若い作家だと良く感じることがある。描写したいイメージイコールどこかで見たような映像になってしまっていて、つまりは劣化コピーだから面白くない。

その前に読んだ何冊かも最後の無理やり感に若干引いたけど、登場人物に感情移入できたし、世界観も印象に残ったけどこれはそこも弱い。

 

期待させる出だしだったのになあ。かなり残念。レビューで同じようなことを言ってる人多かった。なるほど。

今読み始めたのも、2/3まではよかったのにというレビューが多いからやめようかなあ。スリラーを最後まで書くって大変なことなのだ。