片手料理

右手しか使えない状態で料理をするのは案外ハードルが高くて、ガスコンロよりオーブンの方が楽なので、一昨年は林檎ケーキばかり焼ていた。糖尿病が判明して、それとは別に鶏肉と卵にアレルギーが出て、ケーキはちょっとやめておこうとなって、おからのフムスを作ってみたりして、寒天とゼリーをやってみることにした。

寒天で、まず、水ようかん。谷中で創業したという根津製餡所。ここが作っている根津改良さらし餡。こし餡を砂糖を加える前に乾燥させたあんこの素で、谷根千から上野あたりではわりと普通に売ってるので当たり前だと思ってたら、実はプロ用で普通の人はあまり知らないものだった。

あんこの歴史はちょっと面白そうだ。

 

それはとにかく、さらし餡は佐藤が入っていないので、低カロリー糖を使えば、低カロリー水ようかんが自宅でできると思い挑戦。基本は寒天と水とさらし餡と甘味料、一緒に煮て分離しないように混ぜながら冷ませば、寒天は常温で固まるのでそれらしいものはできる。ちょっと沖縄の黒砂糖も入れた。

とりあえずはできたから、あとは、餡を先に練っておいた方が舌触りが良いとか、既定よりも水を多めにした方がよいとか、もう一度濾した方が滑らかなのかもしれないけど、ダイエットには繊維大事なので、これでいいかとか、難消化性デキストリンも入れちゃうかとそういう感じ。

 

寒天方面が成功したので、ゼラチンも。こちらは、水でふやかしたゼラチンをレンジ1分。フルーツカクテルの缶詰を開けて、甘味料関係はまあいいかと、汁ごとゼラチン液を混ぜて、こちらは常温では固まらないので、粗熱が取れたら冷蔵庫。こっちも簡単。

 

子供のころぜライスで失敗したのとか(なんで失敗したかなあ。母が量を増やそうと水を入れすぎたんだろうなあ。節約生活の思い出)、家庭科でみかんが真ん中に浮くように温度測ったりしたあれで難しい印象が出来ちゃってたんだわ。

 

お昼ご飯置き換えダイエットに良さそうなので、トマト缶のとかも作ってみよう。