読んだ

寝る前にベッドでキンドルで洋書を読むのが習慣になっている。だいたい、登場人物とぶつぃが同じコージーミステリーのシリーズなんだけど、どのシリーズも一段落してしまったので、ちょっと変わったものを読んでみた。

 

Wraith Ladies Who Lunch (English Edition)

Wraith Ladies Who Lunch (English Edition)

 

 古代エジプトの女神官の幽霊とビクトリア時代の詩人の許嫁の幽霊が、年に4回、春分秋分の日、冬至夏至の日にモールのチーズケーキファクトリーでランチするという設定に惹かれて、まったり読めればいいかなあと。

結構味のある掌編で、いくつかツイストもあって、しみじみとした味わいだった。他の死者たちに置き去りにされて、自分たちがずっと幽霊としてこの世に存在する呪いをかけられていることに気付いた主人公たちとその呪いをかけ、自分も不死の魔法を見つけ出した魔術師。博物館の明るいカフェでランチする幽霊たちも長すぎる余生の悲しみからは逃れられないんだろうな。

作者が少し気に入ったので、もう一冊読んでみることにする

 

Graves' End: A Magical Thriller (a Temple Tree & Tower novel) (English Edition)

Graves' End: A Magical Thriller (a Temple Tree & Tower novel) (English Edition)

 

 読み放題だと、安心して読み散らかせる。