家にいる

しばらくコロナ感染症パンデミックの情報を追いかけるのに必死で、とてもブログどころではなかったのだが、家族が次々とリモートワークになったり、出展イベントが消えたりで、家に人が増えて肩を寄せ合って生きてる感じになってしまっている。

猫たちは大変喜んでいるのだけど、人間は先が見えない。だが、4月は店も塾も休んで

家にいようと思う。東京の状況はかってない危機。ここまで情報を追いかけてきて、確信した。

だがそんなこととは関係なく、新刊のゲラが来て、赤を入れて返し、連休明けには「さらば健康神話」として、皆様に読んでいただけそう。

そして著者のアランから、次の新刊が送られてきてもいるので、蟄居の間にはこれを読もう。

 ただどうにも老眼が進んでしまっているので、読むのが辛く、文字を大きく表示できるキンドル版を買いなおした。表紙が違うこちらは英国版。でも英国版の方が安い。出版事情の違いだろうか?

自然を崇めるのは、神を信仰するのとほぼ同じというのが、アランの見立てだ。

神がすべて良きに計らってくれると信じる現代人は、信仰がある人であっても、あまりいないだろうが、 自然はすべて善であって、良いものだと思ってしまうのはなぜか?

キリスト教徒ではないはずの日本人も良き母なる自然を信じてしまうのはなぜか?

この本のために世界を飛び回ったアランの思索の旅を追体験するのは楽しい。