金沢 ポケモン×工芸展

娘が金沢でポケモン×工芸展に行くというので、連れてってと頼んで金沢行ってきた。

元気だった頃は旅行好きで、あっちこっち一人旅してたんで、ベースはある。「今から旅行行くぞ」で育った娘たちも旅慣れしてる。

そういうことで、車椅子の私だけど、旅のハードルはそんなに高くない。

久しぶりになってしまったのは、やっぱりコロナで思い切りが悪くなっていたから。

 

今回は北陸新幹線かがやきの車椅子用座席を利用。どうもJR東日本の新幹線よりも西の新幹線の車両の方が設備が整っているものが多いみたいで、東日本頑張ってくれと思う。

かがやきの座席は快適。

 

台風と梅雨で全国的に雨の予報の中、金沢だけは暑すぎるぐらいの快晴。工芸館は予想よりはるかに長蛇の列で、あれこれの観光予定を削って、展覧会+美味しいものだけに。

 

工芸と美術は隣接分野だけど、はっきりとした境界線がある。いや、作家は境界線を意識して作品を作っているという方が正確か。ポケモン×工芸展は、そういう工芸作家がポケモンをテーマに作った作品の集合体だった。

 

この展示のために新たに挑んだ熱気のある作品ばかりで、見応え満点。ポケモン世代の若手作家から、はじめてポケモンを知ったベテランまで、ポケモンが伝統工芸ががっつり四つに組んでも負けない創造力を秘めた世界になっているのを感じられたのも楽しかった。

 

東京開催だったら見に行けなかったかもしれないな。行けて良かった。