夢で会いましょう

亡き両親の夢を見た。

懐かしく嬉しかったという、人様のエッセイを読むことも多いのだが、母は相変わらずマイペースで、えらく元気だし、父は心配そうな顔をして、なぜ自分に相談しなかったと説教を始めるので、夢の中の私は全エネルギーを集めて「自分でやってみたかったのだ」と反論していた。そうしたら、母がプンプンし出して、「それは私のお金なんだから、勝手に使わないでちょうだい、まず感謝して、それから返してちょうだい」という。確かに母の遺産は有り難く使わせていただいているけど、夢の中とは言え、結構理不尽だ。

 コロナのこともあって、しばらくお墓参りしていないのを私が気に病んでいたのが原因だろうか?

 

郊外の実家その一は弟が継いでいるが、都心の実家その2は次女が使わせてもらっているので、お仏壇にお線香を上げるように頼んでおこう。

 

母のあの剣幕だと、お盆の夢に出てきた時には、手に負えないかもしれないから。