おうちでリハビリ

区が、要支援の人のためにお家でリハビリという事業を始めたので、週2の通所リハビリに加えて、3か月間、訪問で家事リハビリを受けられることになった。企画したのは、通所でお世話になっている療法士夫妻で、最初に作業療法士の指導があって、その後はヘルパーさんと一緒に掃除や料理をやってみる活動だ。家じゅう掃除機をかけて、ウエットワイパーも使うと家もきれいになるし、かなりの運動量になる。最近は気温も上昇気味なので、風呂掃除までやると、汗ばんでくる。仕事で座りっぱなしになりがちなので、ちょうどいい運動量。

家の中なら歩けるとはいえ、何度も家の中で転んでいるので、掃除しなくちゃなと思っても、ひとりでやるのは危ない。大人4人の家族だから、誰かがやるにはやるのだけど、ほかのメンバーにやってくれ、付き添ってくれと頼むのも気が重い。

ということで、元気なヘルパーさんが週2回来てくれて、家事をしましょうとナッジしてくれるのは、なかなか助かる。今は掃除中心だけど、3か月の期間が終わる前に料理もしたいなと企んではいる。

私は脳卒中患者で、40歳以降は介護保険が使える人なので、何とか要支援2の認定を受けて公的なサービスを使っているわけだけど、アラカンのみなさんは65歳になれば、「一般介護予防事業」の対象になるので、調べて使ってみるのはお勧め。

いきなりだとハードルが高い介護・福祉だけど、その方面の仕事をしている人たちと出会って繋がっておくと、いざという時に相談できるし、ヘロヘロの状態で役所に行くというきつい作業がちょっとだけでも楽になったりもする。

実質週4回のリハビリは若干きついけど、じわじわがんばろうと思う。