患者スピーカー目指して。

土日がお客さん生徒さんが多いので、月・火を定休日にしている。フリーランスラカンの健康管理法として、」この2日間はなるべく仕事はしないようにしているのだが、火曜日は打ち合わせにでかけた。

実は、患者スピーカーバンクのスピーカーとして一人前になるというのが今年の目標の一つなので、2月のイベントのスピーカーに応募し、幸い選ばれたので、原稿を作ってパワポのスライドを作り、 火曜日、サポーターの M さんに診てもらったのだ。

52歳で発作で倒れて左半身麻痺の後遺症と暮らしていくことになった私の体験、だれかの役に立つのではないかと思ってはいるのだけど、何となく確たる自信がないまま6年が過ぎようとしている。(イケイケの私を知っている人は笑うだろうな。妙なところが引っ込み思案なのだ。

「内容はこれでいいけど」とMさんが本文の中からインパクトにありそうな言葉をピックアップしていく。「これでスライドを作りましょう。それから伝えたいメッセージをはっきりとね」とアドバイスをもらう。

KSBの講演者トレーニングは、英語のパラグラフ・ライティングと同じ仕組みで、理屈はよくわかるのだが、私はまだ十分消化できていない。専門家ではない一人の患者として伝えるべきは、自分の体験とそこから得た気づきで、それが一番大事な情報。何度も研修は受けているのだが、生々しい自分を開示するのに慣れていないのだ。私の体験からきているメッセージは、聞く価値があるものなんだろうか。どんどん自信がなくなってきてしまう。


ふと、英語でなら多分平気なんだろうなと思う。私は体も半分だけど(娘曰く)、脳内の人格も半分なのかもしれない。「英語の私」なら自分の体験をユニークなものとして、自信をもって語るだろう。

よし、日本では反発を呼ぶと引っ込めていた英語の自分を呼んでこよう。原稿も書き直そうかな。

ということで2月の18日 2月18日(日)午後、13:00~16:30(12:40受付開始)

KSB主催イベント「患者スピーカー’s ストーリー~プラスを見つけるものがたり~」に出ます。

講演後、ファシリテーターがついてのグループワークがあるのが KSBのスタイルです。 ただ聞いて、感心して帰るだけではなく、自分の場合はと考えるのが好きな方はぜひどうぞ。場所は小石川です。
またお知らせします。