ツイッターで見かけて、申し込んでいた「2019年の締め
英会話以外の英語を看板にしてると、どうしたって、英文法をやりたいという生徒さんが増える。英文法をやれば読解が魔法のように楽になると信じている人も多い。いや、そうではないんだけど、英文法なしでは書き手が文に込めた情報を読み取ることができないのは間違いない。
コミュニケーション重視の英語学習でやってきた生徒は、まず主語と述語を意識することがないという話や、thatの省略をどう読み取るかなど、自分の体験とも重なって面白かった。
最近よく英語をスポーツのトレーニングに例えるんだけど、とにかく話そうよというだけの英語と文の構造を意識している英語は、手打ち三角ベースと野球ぐらいの違いがある。
「ヘミングウェイで学ぶ英文法」がすごかったのは、英文法の使い方はこうだと高校生にもわかるようにやってみせたところ。だけど、学校の授業の悪いイメージで勧めても手を出さない人が多いんだよなあ。面白いので、読んで欲しい。
