2018-01-01から1年間の記事一覧

歴史修正主義とサブカルチャー 読了

歴史修正主義とサブカルチャー (青弓社ライブラリー) 作者: 倉橋耕平 出版社/メーカー: 青弓社 発売日: 2018/02/27 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る しばらく、気力が足りないでブログをさぼってしまっていた。 気力が出てきてまず読ん…

健康な食生活についてnoteに書いた

ブログに書こうかと思ったのだけど、長くなってしまったのでnoteに書きました。 あと、オルトレキシアについても書こうかと思ったのだけど、それはこっちに書くかな。 note.mu オルトレキシアは主流医療では、摂食障害か強迫神経症の範疇だという意見が強い…

PRIDE叢書 2冊目

PRIDE叢書 2冊目の予約募集が始まっています。 greenfunding.jp 最初の1ページ目でぐっと心をわしづかみにされました。 二人のレズビアンマザーズは、長女に「あなたが生まれたとき」ではなく、「あなたを迎えにいったとき」の大冒険を話してくれるのです。 …

その批判は誰のためか(ニセ科学批判と批判批判について考える) 

しばらく前からニセ科学批判批判という動きがある。「批判批判」の趣旨は、発言が自由にできない窮屈さを「批判」している人たちは意識していないだろうということなのかなああと考えている。あるいは科学という権威を振り回して上から目線でものをいうのが…

スピリチュアルと代替医療と女性向けセミナーとかが繋がっている理由(かな?)

どうしてスピリチュアルと代替医療と、それからキラキラ女子向けセミナーみたいなものが同じカテゴリーになってしまうのかと疑問を持ち、最初はニューエイジを、そして遡って19世紀の歴史を引っ掻き回してきたわけだが、3月25日の「えるかふぇ」で話してさら…

「あたしおかあさんだから」今頃

いろいろな方の論考を読んでも、「あたしおかあさんだから」の気持ち悪さが抜けないので、今さらだけど書こうと思う。 聞き取り取材をして書いたという歌詞のどこが気持ち悪いかというと「あたしおかあさんだから」という複合語が主語になっているところ。 …

菜食主義とインテリ

昨日のえるかふぇでは、19世紀に大流行した今から見るとぶっ飛んだ代替医療について話した。アメリカ人って何でもビジネスにしていくのだなあというあたりが面白いと思った私の興味とは別に、聞きに来てくださった方々に受けていたのがグラハムの話だった。 …

2月はイベントが多くて(というか、2月なら大丈夫だとイベントを入れてしまったらいっぱいになった) 18日はこれでスピーカーの一人をやってきた。 www.kokuchpro.com 患者スピーカーは学校や会社の研修などで「患者の気づき」を話す。患者は専門家ではない…

だれに届けたいのか、そしてどうすればいいのか

サウザンブックスの最新刊 僕を燃やす炎 が出版されて、サウザンのショッピングサイトでも、アマゾンでも、町の書店からの注文でも入手可能になりました。 本は読者の手に渡ってから思いがけない動きをします。 僕を燃やす炎の企画人、宇田川さんの書かれた…

書き続けなくてはいけないってこういうことか

しばらく、講演原稿の準備とゲラの赤入れ、後書きの執筆などに家庭内のごたごたも重なって、ブログにまで手が回らなくなっていた。 書かなくちゃと思い、今朝これを書き始めて、整理されていないものがたくさん澱のように溜まっているのを実感。思ったときに…

2018年2月4日、みんなで知恵を持ちよる本のお祭り「ポトラ」にサウザンブックスが出展するので、私も行ってきました。人手が足りなそうなので、イベント慣れしている上の娘を口説いて手伝いをお願いし、それなら車で行こうかと黄色いシエンタで行ったので、…

クラウドファンディングで出版 あー不成立!

greenfunding.jp サウザンブックスは立ち上げ以来8冊連続で成功させるという異常に順調な成果を上げてきたわけだが、 https://greenfunding.jp/thousandsofbooks そうそううまく行き続けるわけもなく、ついに9冊目で不成立が出てしまった。フィリピンのス…

クラウドファンディングで出版する

2冊ずつ継続してクラウドファンディングで予約を集めて出版する。 ハラハラした音楽絵本プロジェクトが成立して、もう次が始まっています。 greenfunding.jp もう数年続けたら、間違いなくクラウドファンディング出版の「オーソリチー」になれそう。 この企…

クラウドファンディングで本を出す

本が売れない。売れないから短期でぱーっと売れそうな企画じゃないと出さないという悪循環が続いていて、コストがかかる翻訳書はもろにその割を喰らっている。コストがかかるとうのは、関係する人が多いということでもあって、この分野が衰退すると巻き込ま…

ぼくを燃やす炎 きた

本当に出版できるんだろうかと クラウドファンディングで資金を集めながら もう毎日ハラハラしまくったボクモヤ こと 僕を燃やす炎 が、こんなに立派な 本になってやってきた。 同じようにハラハラしてくださった「読者」の皆さんも受け取り始めているはず。…

患者スピーカー目指して。

土日がお客さん生徒さんが多いので、月・火を定休日にしている。フリーランスアラカンの健康管理法として、」この2日間はなるべく仕事はしないようにしているのだが、火曜日は打ち合わせにでかけた。 実は、患者スピーカーバンクのスピーカーとして一人前に…

「しあわせになるための福島差別論」出版記念シンポジウム

日曜日は営業日なのですが、いろいろ繰り合わせて shiminshakai.net へ。 知っていること、知らなかったことをたくさんインプットして、うーんと悩みながら帰ってきました。知らなかったことは、何よりもパネリストの方々の「思い。」科学的な議論であっても…

Fantasyland読了

Fantasyland: How America Went Haywire: A 500-Year History 作者: Kurt Andersen 出版社/メーカー: Ebury Press 発売日: 2017/10/12 メディア: ハードカバー この商品を含むブログを見る ファンタジーランドをしばらく前に読み終わって、内容について考え…

ラムネで酔っ払った話からサイダーと林檎と消えた伝説のヒーロー

子どもの頃「ものの始まり物語」みたいな本で(正確な題名は忘れました) サイダーの始まりはペリーの黒船で、生まれて初めてラムネだかサイダーを飲んだ侍が酔っ払ったと言う話を読んだ。西洋文明に触れたに日本人のとんちんかんな行動や感想のこっけいさを…

曖昧な現実を生きていくから、人間はしみじみ深い

ちょっと毛色の違う話も

理想と新思想が暴走する19世紀アメリカ

大雑把に言って、人類は19世紀に様々な社会的な思想を生み出して、20世紀にそれらを実験してみて、ほとんど全部失敗した。 進歩を信じて楽観的だった人々は純粋で前向きで理想に燃えてしまっていたのだ。その暴走ぶりたるや。

ちょっと方針変更(代替療法は民間療法ではない)

この1月7日もお天気が良かったので、神田明神参りに出かけたところ、驚くほどの人、人、人。車椅子で正面突破は無理だと判断して、裏口探して裏からお参りさせていただいてきました。 これは御朱印の列。右側は猿回しを見ている人たちです。 さて、ブログ、…

208年1月6日 思いの外暖かい冬の日だった。

サボって6日。毎日NYTオピニオン欄と、ワシントンポストの速報ニュースのメールが来るように設定しているのですが(前に書いたように、両方ともweb購読有料会員です)今日はワシントンポストの記事が読みたいものだらけ。 https://mail.google.com/mail/u/0/…

2018年1月4日ようやく日本語の記事が出てきたぞ

なんだかんだ言っても、日本が社会として動き出すのは正月4日からなんだなと実感した本日。アメリカの方は2日から仕事だからもう通常モード。トランプを取り巻く政治のすったもんだはより深刻度が増しているけど、中身はトランプと金正恩がガキの口喧嘩みた…

2018年1月3日

あっという間にお正月は終わり。と言ってもお店は11日まで休みにしたので、まだしばらくゆるゆるします。 今朝のNYTで、これ面白そうかなと思っていたら、久住先生がツィートなさっていたので 、 マイクロバイオーム研究は、栄養と並び近年大きな進歩を遂げ…

2018年1月2日

ブログが一向に続かないので、日記とか苦手なんですよねと言っていないで、毎日書く挑戦をしてみようと開設しました。挑戦?毎日ツイッターに張り付いて呟いているだろ? noteも最近書いているみたいだし、と突っ込まれそうなのはわかっていますが、 どんな“…